【歌詞和訳】SUM 41「Still Waiting」ただ世界平和を願ってるだけじゃないから胸に響くんです!?
今回、歌詞を和訳するのはSUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」。
タイトルの「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」をそのまま和訳すると「まだ待っている」という感じ。
SUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」の歌詞全体のイメージは、「俺はまだ待ち続けてる この世界から憎しみが無くなるのを 期待できる理由や希望は見つからないけどね」っていう感じ。
SUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」がリリースされたのが、9.11の米国テロ事件があった後なので、世界平和を願う曲なのかなって。
この記事を書いているのは2022年でロシアがウクライナ侵攻している真っ最中。
世界平和を願う歌詞なのですが、歌詞の節々に改めて考えさせられるところがあるなって。
気になる歌詞を和訳の下で少し紹介してますので、良かったらぜひ。
まずは、SUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」の歌詞と和訳をどうぞ。
SUM 41「Still Waiting」のMV
【歌詞和訳】SUM 41「Still Waiting」
SUM 41『Still Waiting』
So am I still waiting
俺は まだ待ち続けてる
For this world to stop hating
この世界から憎しみが無くなるのをさ
Can't find a good reason
期待できる理由も見つからない
Can't find hope to believe in
信じる希望だって 見つからないけど
Drop dead, a bullet to my head
「くたばれ」って 俺の頭に撃たれる弾丸
Your words are like a gun in hand
お前の言葉は 銃のように人を傷つけるぞ
You can't change the state of the nation
お前に この国は変えられやしない
We just need some motivation
俺たちには 本気になるきっかけさが いくつか必要なのさ
These eyes have seen no conviction
俺のこの目には 「信念」なんて 見えなかった
Just lies and more contradiction
だた 見えたのは 「嘘」と「矛盾」さ
So tell me what would you say
だから 教えてくれよ お前がなんて言おうとしたのか
I'd say it's time too late....
俺が言おうとしたのは 「もう手遅れだよ、、、」
So am I still waiting
それでも 俺は まだ待ち続けてる
For this world to stop hating
この世界から憎しみが無くなるのをさ
Can't find a good reason
期待できる理由も 見つからない
Can't find hope to believe in
信じる希望だって 見つからないけど
Ignorance and understanding
「知らないこと」 と 「知ること」
We're the first ones to jump in line
俺たちが この境界線を 初めて飛び越えるんだ
Out of step for what we believe in
俺たちが信じるものの為に 一歩を踏み出す
But who's left to stop the bleeding
だけど 出血を止める為に 誰かが残ってるんだ、、、
How far will we take this
俺たちが 成し遂げる為の道のりは あまりに遠い
It's not hard to see through the fakeness
ニセモノを見抜くのは 簡単だって言うのにね
So tell me what would you say
だから 教えてくれよ お前がなんて言おうとしたのか
I'd say it's time too late
俺が言おうとしたのは 「もう手遅れだよ、、、」
So am I still waiting
それでも 俺は まだ待ち続けてる
For this world to stop hating
この世界から憎しみが無くなるのをさ
Can't find a good reason
期待できる理由も 見つからない
Can't find hope to believe in
信じる希望だって 見つからないけど
This can't last forever
ずっと このままってわけじゃない
Time won't make things better
だけど 時間が解決してくれるわけでもない
I feel so alone
孤独を感じるんだ
Can't help myself
自分自身を助けることすら出来やしないし
And no one knows
誰も 分かってくれないってさ
If this is worthless, tell me so
これに意味が無いっていうなら 教えてくれよ
What have we done
俺たちは 何を手にしたんだよ
with a war that can't be won
勝者のいない戦争でさ
This can't be real
こんなの 現実じゃないよ
Cause I don't know what to feel
だって 何も感じられない
So am I still waiting
それでも 俺は まだ待ち続けてる
For this world to stop hating
この世界から憎しみが無くなるのをさ
Can't find a good reason
期待できる理由も 見つからない
Can't find hope to believe in
信じる希望だって 見つからないけど
So am I still waiting
それでも 俺は まだ待ち続けてる
For this world to stop hating
この世界から憎しみが無くなるのをさ
Can't find a good reason
期待できる理由も 見つからないけど
For this world to believe
待ち続けるよ この世界が信じてくれるのをさ
SUM 41「Still Waiting」歌詞を和訳してみて、、、
SUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」は、エネルギッシュなMusicにストレートな歌詞が胸に刺さってきますね。
これだけ胸に響いてくるのは、ただ世界平和を願っているというだけの歌詞じゃないからだと思うんです。
世界平和を考えた時には、避けては通れない暗い現実にもちゃんと触れているからこそ、響いてくるのかなと。
気になる歌詞(和訳)がこちら。
How far will we take this
俺たちが 成し遂げる為の道のりは あまりに遠い
It's not hard to see through the fakeness
ニセモノを見抜くのは 簡単だって言うのにね
So tell me what would you say
だから 教えてくれよ お前がなんて言おうとしたのか
I'd say it's time too late
俺が言おうとしたのは 「もう手遅れだよ、、、」
成し遂げたいのは「憎しみのない世界」。つまり、テロや戦争なんて無い世界。
その理想への道のりがあまりに遠いという現実に嘆いています。
そして、「ニセモノを見抜くのは 簡単だって言うのにね」というのは、仮初の平和だったり、問題の本質を見て見ないフリをする政治だったりと「これじゃダメだということは分かってるのに、、、」という嘆き。
そして、「もう手遅れなんじゃ、、、」というのは、もうこの世界は行き着くところまでいってしまっていて、今更この世界から憎しみを取り除くことなん出来ないんじゃないか、世界平和なんて無理なんじゃないか、、、っていう弱音というか本心ですよね。
もちろん、続くのサビの歌詞(和訳)の部分で、「それでも 俺はまだ待ち続ける」に繋がるわけですけど、このサビの歌詞(和訳)の部分でも。
Can't find a good reason
期待できる理由も 見つからない
Can't find hope to believe in
信じる希望だって 見つからないけど
世界が平和になるっていう「理由」や「希望」は見つからないけど、、、、って現状を嘆いているわけですね。
ただただポジティブに世界平和を信じてるという曲ではないわけです。
その理想への道は果てしなく遠く、期待できる理由や希望も見つからない、お先真っ暗なのが、今の世界だと。
その上で、「それでも、俺は待ち続ける、世界から憎しみが無くなるのを」っていうのが、メッセージとして強く刺さってくるわけですね。
世界平和を信じるSUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」の歌詞(和訳)の中でも、個人的に刺さった部分がこちら。
Ignorance and understanding
「知らないこと」 と 「知ること」
We're the first ones to jump in line
俺たちが この境界線を 初めて飛び越えるんだ
この部分を直訳すると「無知と理解 俺たちがこの境界線を飛び越える最初の人々」って感じですが、少し意訳すると上のような感じに。
つまり、世界から憎しみを無くす為に、「知らない」ことが敵であり、まず「知る」ことから始めようよってことかなと。
それは、世界の現状を知ることであり、文化や価値観の違いを知ることだったりだと思います。
まず多くの人々が「知る」ことで、少しずつ変わってくることがあるんじゃないのかなって。
2022年では、ロシアがウクライナに侵攻しています。
そもそも、この事実を世界の人達が我関せずと知らんぷりをすれば、止められる戦争だって止まらないわけですね。
世界の人達が知ることで、外交で交渉したり、経済制裁をかけて圧力をかけたりと働きかけることが出来るのですが、SUM 41(サム 41)としては、世界の人々が世界平和にもっと関心を持って欲しいということかなと。
無関心な人達が、もっと問題に感心を持てば、それだけで大きな力となって変化が生まれてくる。
それだけで全てが解決するわけではないけれど、きっかけや原動力になってくるはずですよね。
そんな力の一つになってくれればという思いで、SUM 41(サム 41)は「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」をリリースしたのかなって。
歌詞(和訳)の中で、
If this is worthless, tell me so
これに意味が無いっていうなら 教えてくれよ
っていう部分がありますけど、これは一人一人の力では「世界平和」というあまりに大きな目標には無力感を感じるという弱気な声ですよね。
「自分にいったい何が出来るんだろう、、、」
そんな、無力感にも負けずに、「それでも 俺は待ち続ける」って歌っているのが響いてきます。
「こうすれば世界が平和になる」そんな具体的なプランを持っている人なんて世界中にいないんだろうけど、「世界が平和になって欲しい」と願う人達は世界中にたくさんいる。
こんなにも平和を願う人達がたくさんいるはずなのに、ずっとテロや戦争が無くならないのが、人間の難しいところですよね。
歌詞を和訳しながら、SUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」を何度も聴いていましたが、この曲を今プーチン氏が聴いたら何を感じるんだろうなって。
そんなSUM 41(サム 41)の「Still Waiting(スティール・ウェイティング)」の歌詞と和訳でした。