【歌詞和訳】「Moth To A Flame」曲名と歌詞に隠された本当の意味に鳥肌が立つ!?(Swedish House Mafia,The Weeknd)
今回、歌詞を和訳するのはSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)のコラボ曲で「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」です。
タイトルの「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」はそのまま和訳すれば「炎に向かう蛾」、いわゆる「飛んで火に入る夏の虫」って言葉にある「火に飛び込んでしまう蛾」のことです。
虫には光に向かって進む習性があって、光だと思って飛んで行ったら「火・炎」の中に飛び込んでしまうという蛾を今回の曲のモチーフにしています。
歌詞の冒頭から、別れた彼女のことを「火に飛び込んでしまう 蛾のように 僕は君を引き付けて 引き戻してしまう」って表現していて、もう理屈とかじゃなくて、本能のレベルで「君は僕を求めてしまうんだよ」って感じ。
歌詞の和訳を読んでいただければ分かると思いますが、表向きの歌詞全体のイメージは、「新しい彼は良い奴みたいだけど、君が本当は僕のことを好きだって彼は知ってるの?君は火に飛び込んでしまう蛾のように、僕に引き付けられるんだ」って感じの広い意味でのラブソング。
実は、この歌詞には本当は秘められた想いがあると思うんです。ヒントはタイトルにもなっている「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」。
歌詞の和訳の後に、少し書いていますので、良かったら読んでみてください。
歌詞の解釈の仕方次第では、曲の印象も変わるかも!?
まずは、Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)の「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」の歌詞と和訳です。
Swedish House Mafia and The Weeknd「Moth To A Flame」のMV
【歌詞和訳】Swedish House Mafia and The Weeknd「Moth To A Flame」
Swedish House Mafia,The Weeknd『Moth To A Flame』
Like a moth to a flame
火に飛び込んでしまう 蛾のように
I'll pull you in, I'll pull you back to
僕は君を引き寄せて 引き戻してしまう
What you need initially
君が真っ先に求めてしまうものが 僕なんだよ
It's just one call away
一度 電話をかけるだけで
And you'll leave him, you're loyal to me
君は彼と別れることになるんだ 君は僕に忠実だからね
But this time, I let you be
だけど今回は 君のしたいようにさせるよ
'Cause he seems like he's good for you
だって 彼は 君にお似合いで
And he makes you feel like you should
君を幸せにしてるみたいだから
And all your friends say he's the one
それに 君の友人たちはみな 「彼が運命の人」だなんて言うんだ
His love for you is true
彼の君への愛は 本物だよ
But does he know you call me when he sleeps?
だけど 彼は知ってるの? 彼が寝ている時 君が僕に電話をしてくることを
But does he know the pictures that you keep?
彼は知ってるの? 君が密かに持っている僕の写真のことを
But does he know the reasons that you cry?
彼は知ってるの? 君が泣いている理由を
Or tell me, does he know where your heart lies?
教えてよ 彼は知ってるの? 君の心がどこにあるのかを
Where it truly lies
君の心が本当はどこにあるのかをさ
Yeah
You should be with him, I let you go from time
君は 彼と一緒にいるべきだね 君を手放すよ
You should stay with him
君は 彼と一緒にいるべきだよ
'Cause he seems like he's good for you
だって 彼は 君にお似合いで
And he makes you feel like you should
君を幸せにしてるみたいだから
And all your friends say he's the one
それに 君の友人たちはみな 「彼が運命の人」だなんて言うんだ
His love for you is true
彼の君への愛は 本物だよ
But does he know you call me when he sleeps?
だけど 彼は知ってるの? 彼が寝ている時 君が僕に電話をしてくることを
But does he know the pictures that you keep?
彼は知ってるの? 君が密かに持っている僕の写真のことを
But does he know the reasons that you cry?
彼は知ってるの? 君が泣いている理由を
Or tell me, does he know where your heart lies?
教えてよ 彼は知ってるの? 君の心がどこにあるのかを
Where it truly lies
君の心が本当はどこにあるのかをさ
Right here with me, babe
僕の所 ここにあるんだろ?
Where it truly lies
君の心が本当はどこにあるのか
In my bed, babe
僕のベッドの中だろ?
Where it truly lies
君の心が本当にあるのは
In my heart, babe
僕の心の中だろ?
Where it truly lies
君の心が本当はどこにあるのか
Where it truly lies
君の心が本当にあるのは
Where it truly lies
君の心が本当はどこにあるのか
Where it truly lies
君の心が 本当ににあるのは、、、
Swedish House Mafia and The Weeknd「Moth To A Flame」歌詞を和訳してみて、、、
The Weeknd(ザ・ウィークエンド)の心地よいVocalとSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)のEDMのコラボは思った以上の相性の良さでしたね。
Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)が作るEDMには、以前程のテケテケ感は無いのですが、あえて抑え気味のEDMとThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)の表現力が相まって、素晴らしい曲の世界観が出来上がっていたなと。
さて、その「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」の曲の世界観について。
歌詞の和訳の前段に書いた通り、表向きの歌詞全体のイメージは、「新しい彼は良い奴みたいだけど、君が本当は僕のことを好きだって彼は知ってるの?君は火に飛び込んでしまう蛾のように、僕に引き付けられるんだ」って感じの広い意味でのラブソング。
でもどうですか?
歌詞の和訳だけ読んで浮かびあがる歌詞の主人公の男性と、「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」の曲からイメージがマッチしないですよね?
そうなんですよ。「君は本能的に火に飛び込んでしまう蛾のように、僕に引き付けられていて、僕のところに戻ってきてしまう」なんて強気な印象を受けないですよね。
むしろ、自分の元を離れていってしまった彼女が自分のところに戻ってきてくれることを切実に願っている男性、というイメージの方が合いますよね?
サビにもなっている歌詞の部分は歌詞・和訳だけ読むと強気な印象を受けます。「彼は知ってるのか? 君の心が本当はどこにあるのか?をさ」って感じです。
ですが、曲の最後の部分では主人公の本心がだいぶ浮き上がってきています。
「僕のすぐそばだろ?(君の心が本当にあるのは) 僕のベッドの中だろ?(君の心が本当にあるのは) 僕の心の中だよね?(君の心が本当にあるのは」と何度も繰り返し聞いているわけです。
「あれ?君は火に飛びこんでしまう蛾のように、本能的に僕を求めてるはず、そうだよね?」
鬱々とした印象を曲全体から受けるのは、「動揺」「不安」、もしかしたら、もっとその先の「彼女は戻ってこないのかも」という「絶望」すら感じている、この主人公の負の感情が表現されているからだと思うんですよね。
そうなってくると、どうですか?わざわざタイトルにもなっている「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」の印象が変わってきますよね?
「火に飛び込んでしまう蛾」のように引き付けられていたのは、実は主人公の男性だったのでは?
そして、「Moth To A Flame(火に飛び込む蛾)」は、もちろんその火に身を焦がして焼けてしまうわけです、、、
歌詞の冒頭では、さも彼女が自分にメロメロなんだと描写しておきながら、曲全体で実は自分こそが「Moth To A Flame(火に飛び込む蛾)」であり、この恋の行く末すら予感させていた、、、そんな曲なのでは?
この歌詞に隠された本当の意味に気づいた時に、改めてタイトルが「Moth To A Flame(火に飛び込む蛾)」である秀逸さに鳥肌が立ちました。
そのように歌詞の和訳を解釈して、このSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)の「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」を聴いていると、曲の主人公の哀愁が曲全体に漂っているなぁと感じるは僕だけですかね?
そんなSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)の「Moth To A Flame(モス・トゥ・ア・フレイム)」の歌詞と和訳でした。