【歌詞和訳】Billie Eilish「bad guy」実はエロティックで怖い曲なんです!?
今回、歌詞を和訳するのはBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の「bad guy(バッド・ガイ)」。
タイトルの「bad guy(バッド・ガイ)」は、そのまま日本語に和訳すれば、「悪い男」って感じですね。
ただの「悪い男」ではなくて、「bad」には、ちょっとcool的なニュアンスもあって、今回の歌詞の場合だと「ワル」ってイメージがあってますね。
「ゴッド・ファーザー」のアル・パチーノとか、「ファイト・クラブ」のブラピとか??
ただし、歌詞の和訳を読んでもらうと分かりますが、このBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の「bad guy(バッド・ガイ)」は、単純に「ワル」な男たちのことを歌った曲ではないんです。
そんなワルな男を手玉に取り、実は私こそ本物の「「bad guy(バッド・ガイ)」ってな感じにクールに決めている曲なんですね。
しかも、ちょっと分かりづらい表現で、エロティックな部分や、女性の怖い部分を歌詞に忍ばせているんですね。
まずは、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の「bad guy(バッド・ガイ)」の歌詞の和訳をどうぞ。
Billie Eilish「bad guy(バッド・ガイ)」のMV
【歌詞和訳】Billie Eilish「bad guy(バッド・ガイ)」
Billie Eilish『「bad guy」』
White shirt now red, my bloody nose
白いシャツが赤く染まってるの 私の鼻血ね
Sleepin', you're on your tippy toes
私が寝ている間に あなたは忍び足で
Creepin' around like no one knows
こそこそと 誰も知らないと思ってね
Think you're so criminal
思うの 「あなたってワルね」
Bruises on both my knees for you
私の両膝にはアザ
Don't say thank you or please
「ありがとう」も「お願い」も言わないで
I do what I want when I'm wanting to
私がしたい時に したいことをしてるだけだから
My soul? So cynical
私? ひねくれてるでしょ?
So you're a tough guy
あなたって タフな男なのね
Like it really rough guy
ラフな行為が好きな男
Just can't get enough guy
全然満足できない男
Chest always so puffed guy
いつも 胸筋がパンパンな男
I'm that bad type
あら 私も そういう悪いタイプなの
Make your mama sad type
あなたのママを悲しませたり
Make your girlfriend mad tight
あなたの彼女をすっごく怒らせたり
Might seduce your dad type
あなたのパパを誘っちゃうようなね
I'm the bad guy
私こそ バッド・ガイよ
Duh
I'm the bad guy
私こそ バッド・ガイよ
I like it when you take control
あなたに 支配されている時が好きなの
Even if you know that you don't
本当はそうじゃないって気づいてても
Own me, I'll let you play the role
私をモノにして 私がフリをしてあげるから
I'll be your animal
あなたのペットになってあげる
My mommy likes to sing along with me
私のママは 私と一緒に歌うのが好きなの
But she won't sing this song
だけど この歌は歌わないでしょうね
If she reads all the lyrics
もし歌詞を全部読んだら
She'll pity the men I know
私の知り合いの男たちを 哀れむでしょ
So you're a tough guy
あなたって タフな男なのね
Like it really rough guy
ラフな行為が好きな男
Just can't get enough guy
全然満足できない男
Chest always so puffed guy
いつも 胸筋がパンパンな男
I'm that bad type
あら 私も そういう悪いタイプなの
Make your mama sad type
あなたのママを悲しませたり
Make your girlfriend mad tight
あなたの彼女をすっごく怒らせたり
Might seduce your dad type
あなたのパパを誘っちゃうようなね
I'm the bad guy
私こそ バッド・ガイよ
Duh
I'm the bad guy
私こそ バッド・ガイよ
duh
I'm only good at bein' bad, bad
私 ワルになるのだけは 上手なの
I like when you get mad
あなたが怒ってる時が 好きよ
I guess I'm pretty glad that you're alone
あなたが独りになったら 私たぶん ちょっと嬉しいんだろうな
You said she's scared of me?
言ってたよね? 彼女が私を怖がってるって
I mean, I don't see what she sees
それはね 彼女が何を見たかは知らないわ
But maybe it's 'cause I'm wearing your cologne
けどたぶん 私があなたの香水をつけているからね
I'm a bad guy
私は バッド・ガイよ
I'm a bad guy
私は バッド・ガイよ
Bad guy, bad guy
バッド・ガイ バッド・ガイなの
I'm a bad
私は ワルよ
Billie Eilish「bad guy(バッド・ガイ)」歌詞を和訳してみて・・・
いやぁ、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の独特な感性が突き刺さってくる感じですね。
曲全体に漂うものすごくダークなテイストにしびれますし、ワルを気取ってる男を一度はアゲておいて、結局皮肉って、最後はクールに決める感じがGood!!
最近では、あまり聴かない、個性たっぷりのMusicにBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)のアーティストとしての芯の強さを感じますね。
さて、歌詞の和訳を読んでいて、気づかれた方も多いとは思いますが、少しだけ解説。まずは、この歌詞の和訳の部分、
Bruises on both my knees for you
私の両膝にはアザ
Don't say thank you or please
「ありがとう」も「お願い」も言わないで
I do what I want when I'm wanting to
私がしたい時に したいことをしてるだけだから
敏感な方は、もうお気づきだと思いますが、この歌詞の和訳のポイントは「彼女の膝のアザ」ですね。
膝にアザが出来るのは、彼女が膝をついて何かをしているからなんですよね?
そして、その行為に対して、彼は「ありがとう」とか「お願い」なんて言ってしまうわけです。
だいたい分かりますよね。夜の行為で、彼女が膝をついて、彼にすること、もしくは彼とすること、、何パターンかありますが、そこはご想像にお任せします(笑)
さて、次の歌詞の和訳の部分が、、、
I like when you get mad
あなたが怒ってる時が 好きよ
I guess I'm pretty glad that you're alone
あなたが独りになったら 私たぶん ちょっと嬉しいんだろうな
You said she's scared of me?
言ってたよね? 彼女が私を怖がってるって
I mean, I don't see what she sees
それはね 彼女が何を見たかは知らないわ
But maybe it's 'cause I'm wearing your cologne
けどたぶん 私があなたの香水をつけているからね
歌詞の和訳の最後のシーンですね。
これは、もうそのまんまですが、「主人公の女性がこっそりと彼のコロンを使って、彼の彼女に会いに行った」ということが分かる歌詞なんですね。
歌詞の前段にある、「あなたが独りになったら ちょっと嬉しい」っていう部分からも、別れさせようとしてるんだなと。
どちらの女性が本命だとか、二人の関係が正確には分かりませんが、、、、女性の怖い部分でサラッと曲を締めるあたりに、変な余韻が残りました(笑)
Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の「bad guy(バッド・ガイ)」に漂うダークで独特な雰囲気に紛れたエロティックでホラーな部分も、この曲を魅力的にしているエッセンスなんだと私は思いましたが、みなさんはどうですか??
そんな、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の「bad guy(バッド・ガイ)」の歌詞の和訳でした。