【歌詞和訳】Glass Animals「Heat Waves」サビの和訳次第で全然違う曲になる!?

今回、歌詞を和訳するのはGlass Animals(グラス・アニマルズ)の「Heat Waves(ヒート・ウェイブス)」です。
タイトルの「Heat Waves(ヒート・ウェイブス)」はそのまま和訳すれば「熱波」ですかね。
「熱波」というのは、気候現象の一つであの異様に暑い日々をもたらす熱い空気のことですね。
歌詞の中では、どうやらこの「Heat Waves(熱波)」が6月の中旬の夜に歌詞の中の主人公にまとわりついている様子です。
つまり、歌詞の中では「Heat Waves(熱波)」は「暑苦しい夜」のことを指しているんですね。
歌詞全体の雰囲気では、主人公の男性が、「Heat Waves(熱波、もとい暑苦しい夜)」にうなされているようなんですね。
どうしてうなされているのか?
どうやら、別れた元彼女のことが忘れられずに、暑苦しい夜を眠れずに過ごしているようなんですね。
まとわりつくような「Heat Waves(熱波)」が男性に元彼女を忘れなくさせているのか?元彼女への想いが暑苦しい夜にさせているのか、、、
とにかく、「自分は彼女を幸せにできない」と思いつつも、彼女のことを忘れずに悶々としている様子を歌っています。
歌詞の和訳について、下の方で少し解説していますので、良かったらどうぞ。
まずは、Glass Animals(グラス・アニマルズ)の「Heat Waves(ヒート・ウェイブス)」の歌詞と和訳をどうぞ。
Glass Animals「Heat Waves」のMV
【歌詞和訳】Glass Animals「Heat Waves」
Glass Animals『Heat Waves』
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてしまうよ
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Can't make you happier now
今は これ以上 君を幸せには出来ない
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてしまうよ
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Can't make you happier now
今は これ以上 君を幸せには出来ない
Usually I put somethin' on TV
いつも 何かテレビ番組を流しておく
So we never think about you and me
二人のことを考えないで済むように
But today I see our reflections clearly
だけど 今日は 二人のことを重ねて見てしまった はっきりと
In Hollywood, layin' on the screen
ハリウッド映画の画面中に 横たわっていたんだ
You just need a better life than this
君には これよりもっと良い人生が必要だよ
You need somethin' I can never give
君には 僕が与えることが出来ないものが必要なんだ
Fake water all across the road
蜃気楼が 道全体に広がってく
It's gone now, the night has come, but
今は消えて 夜が訪れたのだけれど、、、
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてしまうよ
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Can't make you happier now
今は これ以上 君を幸せには出来ない
You can't fight it, you can't breathe
君はこれに反対できないし 息が止まる思い
You say somethin' so lovin', but
君は とても愛してるようなことを言ってくれるけど
Now I gotta let you go
君と分かれなきゃいけない
You'll be better off in someone new
君は 他の新しい誰かと一緒になる方がいいんだよ
I don't wanna be alone
僕だって 一人になりたいわけじゃない
You know it hurts me too
分かるだろ 僕だって辛いんだよ
You look so broken when you cry
泣いている君は ひどく傷ついているように見える
One more and then I'll say goodbye
もう一度だけ そうしたら 君にお別れを言うよ
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてしまうよ
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Can't make you happier now
今は これ以上 君を幸せには出来ない
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてしまうよ
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Can't make you happier now
今は これ以上 君を幸せには出来ない
I just wonder what you're dreamin' of
君がどんな夢を見ているのか 気になるよ
When you sleep and smile so comfortable
とても気持ち良さそうに 君が笑顔で眠っている時にさ
I just wish that I could give you that
それを 僕が君にあげられたらいいのにって願うんだ
That look that's perfectly un-sad
まったく悲しみとは程遠い その表情をね
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてる
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてしまうよ
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Can't make you happier now
今は これ以上 君を幸せには出来ない
Sometimes, all I think about is you
時々 君の事ばかり考えてしまうよ
Late nights in the middle of June
6月の半ばの夜更け
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
Can't make you happier now
今は これ以上 君を幸せには出来ない
Road shimmer wigglin' the vision
きらめく道路に視界が揺らぐ
Heat, heat waves, I'm swimmin' in a mirror
暑苦しい夜 僕は鏡の中を泳いでいる
Road shimmer wigglin' the vision
きらめく道路に視界が揺らぐ
Heat, heat waves, I'm swimmin' in a mirror
暑苦しい夜 僕は鏡の中を泳いでいる
Glass Animals「Heat Waves」歌詞を和訳してみて、、、
現在の歌詞の中の主人公の男性の状況は、サビの歌詞の部分ですよね。
「君の事を考えてばかり、、でも君を幸せには出来ない、、、暑苦しい夜にうなされる」
このサビにもなっている歌詞の和訳の部分からも、別れた元カノにまだまだ想いがあるのが分かりますよね。
そもそも、歌詞の和訳を読んでいただければわかると思いますが、別れた元カノは男性と別れたいと思っていたわけではなさそうですよね?
ですが、歌詞の中から想像するに、男性は元カノに良い暮らしをさせてあげられていなかったという負い目を感じていたみたいですね。
なるべく、そんなことを考えないようにしていたけれど、ふと映画を観た時なんかに、思ってしまうわけですね。
「彼女はもっと良い暮らしを送るべきだ、他の誰かと一緒になった方が幸せになれる、それが彼女の為だ」って。
彼女が男性のことをどう思っていたか、分かる歌詞(和訳)がこちら。
You say somethin' so lovin', but
君は とても愛してるようなことを言ってくれるけど
Now I gotta let you go
君と分かれなきゃいけない
おそらく、別れようと告げたシーンの描写だと思うんですが、彼女は男性と別れたかったわけではないんですよね。
男性が勝手に元カノに負い目を感じて、別れることを決意してしまったんですね。
さて、タイトルにもなっている「Heat Waves」が使われている歌詞の和訳がこちら。
Heat waves been fakin' me out
暑苦しい夜にうなされ続けてる
これ本当は直訳すると、「熱波に僕は騙され続けてる」って感じです。
この歌詞の直前が「6月の半ばの夜更け」という歌詞なので、「夜」と「熱波」から「暑苦しい夜」が連想されるわけですが、ここの歌詞の和訳はすごく迷ったんです。
「騙される」という意味を素直に解釈すると、「あれ?暑くないじゃん?」って感じで、実は「思ったより過ごしやすい夜」になってしまうんですよね?
こっちの解釈でいくと、サビの歌詞の和訳から思い描くイメージは全然違くて、「君のことばかり考えてしまうけど、僕には君をこれ以上幸せにできないから、これでいいんだ」って感じで、少し前向きな感じが出てきます。
ですが、個人的には歌詞の中の主人公は別れたけれど、彼女のことを忘れられずに「悶々」とした気持ちを抱えて過ごしているという印象を受けたので、上記の歌詞の和訳を「暑苦しい夜にうなされている」としました。
「暑苦しい夜は悪い夢を見る」なんて言いますよね。
「Heat Waves(熱波)」がもたらす暑苦しい夜に元カノとの夢なんか見せられて(この部分が「騙される」)、悶々とする日々を送ってるというイメージですね。
この解釈がGlass Animals(グラス・アニマルズ)の意図したものかは分かりませんが、歌詞を勝手に解釈して楽しむのもアリだと思ってますので、これはこれで曲の世界観とあっているのかなと。
みなさんはこのGlass Animals(グラス・アニマルズ)の「Heat Waves(ヒート・ウェイブス)」からどんな印象を受けましたかね?
元カノのことを思いだしながらも前向きな失恋ソングなのか、、、それとも、元カノのことを忘れられずに悶々としている失恋ソングなのか、、、
聴き手次第で受け取る印象も変わりそうですね。
最後に一つ。男性の勝手な思いで別れることになってしまった元カノがちょっとかわいそうだなって思ったのは僕だけですかね。
そんなGlass Animals(グラス・アニマルズ)の「Heat Waves(ヒート・ウェイブス)」の歌詞と和訳でした。