【歌詞和訳】Lewis Capaldi「Someone You Loved」肝心な部分を誤訳していると哀愁が半減!?
今回、歌詞を和訳するのはLewis Capaldi(ルイス・キャパルディ)の「Someone You Loved(サムワン・ユー・ラブド)」
タイトルの「Someone You Loved」は、そのまま日本語に和訳すれば「あなたが愛した誰か」。
歌詞の全体の雰囲気としては、彼女と別れてしまって、自分が彼女にとって「特別な人」ではなく、「過去に愛したことのある誰か」になってしまった、という失恋と哀愁をうたっている感じですね。
自分がつらい時や、夕焼けなんかを眺めている時に、「失った彼女の存在の大きさ」を改めて思い出してしまう主人公の哀愁がヒシヒシと伝わってくる歌詞とMUSICです。
「Someone You Loved」の歌詞は、失恋中の人には、ぐさぐさ刺さるので要注意です。
「Someone You Loved」の歌詞の和訳について、肝心な部分の和訳を間違えている人が多いみたいなので、下の方で解説しています。
まずは、Lewis Capaldi(ルイス・キャパルディ)の「Someone You Loved(サムワン・ユー・ラブド)」の歌詞の和訳をどうぞ。
Lewis Capaldi「Someone You Loved」のMV
【歌詞和訳】Lewis Capaldi「Someone You Loved」
Lewis Capaldi『Someone You Loved』
I'm going under, and this time, I fear there's no one to save me
心がどんどん沈んでいくのに 今度は 僕を救ってくれる人がいないのが怖いんだ
This all or nothing really got a way of driving me crazy
天国か地獄かっていう状況に 僕はおかしくなっちゃってさ
I need somebody to heal, somebody to know
僕には必要なんだよ 誰か癒してくれる人 分かってくれる人
Somebody to have, somebody to hold
一緒に居てくれる人 抱きしめてくれる人がさ
It's easy to say, but it's never the same
言うのは簡単だけど やっぱり君とは違うんだ
I guess I kinda liked the way you numbed all the pain
たぶん 君があんな風に痛みを取り去ってくれるのが 好きだったんだな...
Now the day bleeds into nightfall
今日という日が 血を流すように 夕暮れていく
And you're not here to get me through it all
なのに 僕にすべてを乗り越えさせてくれる 君はここにはいないんだ...
I let my guard down and then you pulled the rug
油断すると 君にやられちゃうんだ
I was getting kinda used to being someone you loved
「君が愛した誰か」でいることに 少し慣れてきていたのに...
I'm going under, and this time, I fear there's no one to turn to
心がどんどん沈んでいくのに 今度は 僕を気にかけてくれる人がいないのが怖いんだ
This all or nothing way of loving got me sleeping without you
天国か地獄かっていう愛し方が 僕を独りで眠らせるはめになったんだ
Now, I need somebody to know, somebody to heal
今 僕には必要なんだよ 誰か僕を分かってくれる人 癒してくれる人
Somebody to have, just to know how it feels
一緒にいてくれる人 ただこの気持ちを分かってくれる人がさ
It's easy to say, but it's never the same
言うのは簡単だけど やっぱり君とは違うんだ
I guess I kinda like the way you help me escape
たぶん 君があんな風に僕を助け出してくれるのが 好きだったんだ...
Now the day bleeds into nightfall
今日という日が 血を流すように 夕暮れていく
And you're not here to get me through it all
なのに 僕にすべてを乗り越えさせてくれる 君はここにはいないんだ...
I let my guard down and then you pulled the rug
油断すると 君にやられちゃうんだ
I was getting kinda used to being someone you loved
「君が愛した誰か」でいることに 少し慣れてきていたのに...
And I tend to close my eyes
目を閉じて想像しちゃうんだ
When it hurts sometimes
時々 つらい時にさ
I fall into your arms
君の腕の中に落ちていって
I'll be safe in your sound
君の鼓動に包まれて 僕は安心するんだ
Till I come back around
僕が 落ち着くまでさ
For now, the day bleeds into nightfall
今日という日が 血を流すように 夕暮れていく
And you're not here to get me through it all
なのに 僕にすべてを乗り越えさせてくれる 君はここにはいないんだ...
I let my guard down and then you pulled the rug
油断すると 君にやられちゃうんだ
I was getting kinda used to being someone you loved
「君が愛した誰か」でいることに 少し慣れてきていたのに...
But now, the day bleeds into nightfall
だけど 今日という日が 血を流すように 夕暮れていく
And you're not here to get me through it all
なのに 僕にすべてを乗り越えさせてくれる 君はここにはいないんだ...
I let my guard down and then you pulled the rug
油断すると 君にやられちゃうんだ
I was getting kinda used to being someone you loved
「君が愛した誰か」でいることに 少し慣れてきていたのに...
I let my guard down and then you pulled the rug
油断すると 君にやられちゃうんだ
I was getting kinda used to being someone you loved
「君が愛した誰か」でいることに 少し慣れてきていたのに...
Lewis Capaldi「Someone You Loved」歌詞を和訳してみて・・・
Lewis Capaldiの「Someone You Loved」の歌詞を和訳しながら、何度も聴いていましたが、心に沁みてきますね。
いや、本当に自分が失恋中ではなくて良かったって思いました。汗
男の方が、失恋した後に、後悔して女々しく引きずることが多いって感じるのは私だけですかね。
まさに、このLewis Capaldiの「Someone You Loved」の歌詞に登場する主人公のように、ついつい思い返しては自分で心の傷をえぐっちゃうんですよね。
さて、歌詞の和訳で気になった部分がこちら。
Now the day bleeds into nightfall
今日という日が 血を流すように 夕暮れていく
And you're not here to get me through it all
なのに 僕にすべてを乗り越えさせてくれる 君はここにはいないんだ...
I let my guard down and then you pulled the rug
油断すると 君にやられちゃうんだ
I was getting kinda used to being someone you loved
「君が愛した誰か」でいることに 少し慣れてきていたのに...
この歌詞の和訳のシーンは、「血を流すような」つまり、真っ赤に染まる夕焼けを見ていたんですね。
「夕焼け」って、なんであんなセンチな気分にさせてしまうんでしょうね。この歌詞の主人公も、やっぱり隣にいるはずの別れた彼女を思い出してしまいます。
そして、ふと気が緩んだ時に、「彼女はもう居ない」という現実に、また打ちのめされてしまうんですね。
せっかく、自分が「彼女が愛した誰か」になっていることに慣れてきていたのに・・・
自分が「彼氏」という彼女にとって特別な存在ではなく、「彼女が愛した誰か Someone」になってしまった。
そういう、このLewis Capaldiの「Someone You Loved」という曲の一番、肝心な歌詞の部分なんですね。
それだけに、この部分の歌詞の和訳を間違えて捉えて聴いていると、この曲の「哀愁」を十分に感じられていないかもしれないので、ご注意を。
ちなみに、曲の歌詞って、聴く時の心境によって、沁み方がだいぶ違いますよね。
上の方では、失恋中の方には刺さり過ぎるから注意って書きましたけど、このLewis Capaldiの「Someone You Loved」を聴いて、一度思いっきり泣いて、悲しみに浸るのもアリかもしれないですよね。
中途半端にずっと引きずるより、一度ドン底まで悲しくなった方が、気持ちの切り替えがつくっていう人もいますから。
なので、自分も失恋したら、このLewis Capaldiの「Someone You Loved」を思い出して聴いてみようかなって、今はちょっと思ってます。
ちょっと歌詞が刺さり過ぎるのが、怖いけど。笑
そんな、Lewis Capaldiの「Someone You Loved」の歌詞の和訳でした。