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今回、歌詞和訳するのはベットミドラーの『ローズ』。



最近だと、TVドラマ「アルジャーノンに花束を」の主題歌としても話題になりましたね。元は「ローズ」という同名の映画の主題歌らしいんですけど、歌詞の内容から、様々なドラマや映画の主題歌に合いそうですね。



歌詞を和訳してみると、内容は叙事詩のように、文学的。「愛とは・・・」今まで数多くの哲学者が答えを出してみたテーマ。歌詞の中では、いくつもの愛の解釈が登場しますが、歌詞の主人公は「私は思う 愛とは花のようなもの」そして、その歌詞の続きが素敵なんですよね。



聞いていると、暖かい歌詞と、やさしいメロディーに包まれて、知らぬ間に力が芽吹いてくる、そんな感じ。



「ローズ」は、愛を伝える歌です。「愛」が伝わるような、そんな素敵な歌詞の和訳を。



【歌詞和訳】『ローズ』ベットミドラー

以下、英語歌詞は引用 日本語歌詞はオリジナル
Bette Midler『The Rose』



Some say love, it is a river
誰かがいう 愛は「河」のようだと 

that drowns the tender reed
それは わやらかい葦を押し流してしまう

Some say love, it is a razor
誰かがいう 愛は「刃(やいば)」のようだと 

that leaves your soul to bleed
それは 魂を切り裂き血を流す

Some say love, it is a hunger
誰かがいう 愛は「飢え」のようだと 

an endless aching need
それは 終わりがなく うずくように求め続ける

I say love, it is a flower
私は思う 愛は「花」のようだと 

and you, it's only seed
そして そのたった一つの種は「あなた」





It's the heart, afraid of breaking
傷つくことを恐れている心では

that never learns to dance
踊れようにはなれない

It's the dream, afraid of waking
覚めることを恐れる夢では

that never takes the chance
チャンスを掴むことはできない

It's the one who won't be taken
奪われまいとしている人では

who cannot seem to give
与える喜びを知ることはできない

And the soul, afraid of dying
そして 死を恐れている魂では

that never learns to live
生きることに意味を見いだせない





When the night has been too lonely
あまりに孤独を感じる夜

and the road has been too long
あまりに道のりが長く感じる時

And you think that love is only
あなたは思う 愛とは

for the lucky and the strong
幸運と力を持つ人だけのものだと

Just remember in the winter
そんな時 少し思い出し欲しい

far beneath the bitter snow
冬には 厳しい雪のはるか深くにbr>
Lies the seed that with the sun's love,
眠る「種」も太陽の光を浴びて

In the spring becomes the rose
春には バラの花を咲かせることを





『ローズ』ベットミドラーの歌詞を和訳してみて・・・

ベットミドラーの『ローズ』の歌詞を和訳してみて、「ローズ」には二つの顔があるのかなと。一つは、やっぱり「愛」を伝える歌だなと。そしてもう一つは、その愛する人に希望を持たせたい歌なのかなと。



タイトルの「ローズ」はバラですが、歌詞の最後の方に登場します。



「あなたは今、大変な時かもしれないけど、雪の下で眠る種もいつかはバラの花をさかせるのよ」



う~ん、なんて素敵な励まし方なのでしょう。「止まない雨はない」「明けない夜はない」ってやつのバラ版ですね。素敵です。そして、愛する人をバラに例えて励ますなんて、おしゃれです。



歌詞の中には、「and you, it's only seed」という部分がありますが、これが「愛を伝える歌」の顔の部分。愛は花のようであり、あなたはそのたった一つの種なんだと。つまり、「あなたは愛の種」ってことですよね。もう、「愛」が伝わりまくりですね。こんなポエムを謳われたらどうですか?めっちゃ照れますね(笑)



ちなみに、「愛は花、君はその種子」はスタジオジブリの高畑勲が、この「ローズ」を訳詞した時の邦題。この邦題も訳詞も、とても素敵です。もうポエムです。



「ローズ」は、愛する人を「バラ」に例えて、愛情も伝えるし、希望を持たせようと励ますし、やっぱり「愛」がたくさんの歌でした。



(了) 読んでくれて、ありがとう!!
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